2024年度の小学校でのプログラミング出前授業を6月より開始しました!ご依頼をいただいた岡山県内の小学校にて無償で出前授業をさせていただきます。
毎年TTTでは、運営に携わっているプログラミング作品コンテスト「Okayama Tech Award For Kids」の開催に伴い、出前授業の実施校を募集しています。
プログラミング教育の普及により、地域の未来を担うIT人材が生まれるきっかけになればいいなと考えています。
また、今年は「地域の未来×プログラミング」をテーマにした出前授業を実施中です。
「実際にどんな授業を学校でやっているの?」
と思われる学校の先生方もおられると思いますので、今回は2024年の出前授業の様子を少しだけご紹介します!
2024年度の出前授業の内容をご紹介!
今年の出前授業は大きく分けて以下の2つのことに取り組みます。
「地域の未来×プログラミング」をテーマにした今年の授業では、プログラミングをどのように活用するかを検討することが必要です。そのため、授業の最初に、自分たちが住む地域のことについて知ってもらう時間を設けています。
子どもたちには、クイズやデータを交えて、岡山県の特徴や課題などについて学んでもらいました。
では、どうやったら、もっと多くの人が岡山に住みたいと思ってもらえるだろう?どんな「モノ」があったら嬉しいかな?
その後はワークシート使って、さらに自分たちが住んでいる地域について振り返ってもらいました。
「挨拶をしてくれる優しいお婆ちゃんが住んでる」
「トラックがよく走っている」
「田んぼでカエルがよく鳴いている」
普段はあまり意識しないことも、改めて言葉にしてみると気づきが得られることもあります。そして実際、住んでいる地域には魅力も課題もたくさんあります。
それらの気づきを活かして、どんな「モノ」があれば課題を解決できるか。こんな「モノ」があったらいいのにというアイデアを考えて、ワークシートに書いてもらいます。
ちなみにみんなそれぞれ考えたアイデアは、今年の「Okayama Tech Award For Kids」に応募するためのヒントになるため、ぜひ大切に保管してくださいね!
授業の後半の時間では、アイデアを表現する手段の1つとして「プログラミング」を紹介しました(むしろ子どもたちにとっては、この時間がメインかもしれません)
今回の授業では、アイデアを表現するためのプログラミングの使い方をレクチャーするために、「空飛ぶタクシー」の運転が体験できるゲームを例にみんなでプログラミングに取り組みました。(ちなみに授業の前半では、岡山のさまざまな交通課題にも触れているため、一例として「空飛ぶタクシー」があれば解決できるかもね!という話もしています)
中にはプログラミング自体が初めてという子どもたちもいましたが、ブロックを組み合わせて簡単にプログラムをつくることができる「Scratch」の使い方のコツをすぐにつかむことができていました。
最後の余った時間には、子どもたちは自由にゲームを改造して遊びながらも、楽しく学んでくれている様子が伺えました。
出前授業の中では時間の都合で、それぞれのアイデアをプログラミングで表現するところまで取り組むことはできませんでしたが、授業を通じて
「自分でもオリジナルのゲームをつくってみたい!!」
と意欲的に話してくれた子が何人もいたのでよかったなと思います。
ぜひ、今回学んだことをきっかけに、まずは「Okayama Tech Award For Kids」にもチャレンジしてもらえたら嬉しいです!
また2024年度の小学校での出前授業は9/30(月)までの期間で承っています。まだまだ募集中ですので、ぜひ岡山県の小学校様からのお声がけをお待ちしております!
出前授業についてお問い合わせ先
TEL:090-9820-7699