つくし保育園レッスンについて
TTTこどもパソコンプログラミング教室では、毎週火曜日に岡山市にあるつくし保育園万倍園で、年長さん年中さんとプログラミングレッスンを行っています!
2023年度は、年長さん8人、年中さん6人の計14人がプログラミングのレッスンに参加してくれています。
数人のクラスにわかれ、1クラス30分ごとに入れ替わりながらレッスンを受けてくれています。
毎週、楽しみにレッスンを受けてくれる姿をみて、とてもうれしく思っています!
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レッスンはどんなことをしているの?
未就学児も操作しやすいiPad
保育園レッスンではiPadを使ってレッスンを行います。「人差し指だけで大丈夫!」といって、レッスンを始めています。
自宅でタブレットを使う機会も増えているのか、子どもたちは、タブレット操作につまずくことなくスムーズに操作を行ってくれます!
たまに、楽しくなりすぎて、両手の指をすべて使って画面を触ってしまい、画面を閉じてしまうハプニングも起こりますが、「1つの指でさわってみよう」と伝えると上手に操作をしてくれます。
感覚的に学ぶことが出来るプログラミング言語
レッスンでは、ビジュアルプログラミング言語「Viscuit」を使って、プログラミングを学んでいます。
Viscuitは、自分で描いた絵を動かすことが出来ます。まずは、まるの形やさんかくの形など簡単な図形を描いてみることから始めます!
絵を一つの方向に動かすプログラミングや、指でタッチすると絵が切り替わるプログラミングなど、めがねのような形に順番に絵を入れながらプログラミングをしていきます。
最初は、先生の真似をしながら。だんだん、作り方を覚えると、子どもたちは自分で考えた動きを表現することに挑戦するようになってくれます!
子どもたちの興味や季節にあわせたコンテンツ
保育園にいくと、レッスンの前に子どもたちは朝の会をしています。保育園の先生たちと一緒に歌をうたったり、絵本をよんだりしている風景がみられます。季節ごとにクラスの壁の飾りが変わり、朝の会の歌も季節にあった歌が聞こえてきます。
プログラミングレッスンでも、子どもたちの興味関心にあわせて、楽しくレッスンを受けてもらえるように、テーマを工夫して設定しています。
レッスンテーマの中でも、動物をテーマにしたレッスンや果物をテーマにしたレッスンなど、子どもたちがイメージしやすく、自分で絵を描きやすいテーマだと取り組みやすいようです。
考える力・自信につながっていく
初めは、プログラミング(めがねの使い方)に慣れてもらうため、同じことの繰り返しを行います。
・「自分で描いた絵を右に動かす」ことの繰り返し
・「自分で描いた絵をいろんな方向に動かす」ことの繰り返しなど。
同じことを繰り返すうちに、「それはできるよ」「やりかたしってるよ」と子どもたちの中でできることが増えてきます。隣の席の子に教えてあげる姿や「自分でするからまだ見ないで」といってがんばる姿が見られるようになってきます!
また、レッスンに慣れてくると、子どもたちからこんなこともしたいと自分からアイデアを出してくれるようになってくれます。
年中さんは、4月からレッスンを開始したばかりですが、年長さんのやっていることをみて「わたしもやりたい」とお話をしてくれます。ただ、年中さんはまだ自分でアイデアを形にするまでの技術は身についていないので、子どもたちの要望にあわせて、レッスンの最後にアイデアを形にする時間を取っています。
一方、年長さんは、プログラミング(めがねの使い方)も慣れ、仕組みも理解し始めてくれているので、お手本をみて上手に真似をすることができるようになります。また、ひとりでもできる!という気持ちがでてきて、「まずは自分でやってみる!」と自分が考えたアイデアを試行錯誤しながら形にしようと挑戦してくれる姿も増えていきます。
小学校の学びにもつながるプログラミング
つくし保育園万倍園では、2021年から年長さん年中さんを対象としたレッスンを開始させてもらい、初めて一緒にレッスンをした子どもたちは、今年で1年生、2年生になりました。
子どもたちが経験する中でも、特にプログラミングは、思った通りに動かない、できない、どうすればいいのかわからないことが多いかもしれません。
ただ、1つずつやってみることの積み重ねで、「できた!」の経験を増やし、「もっとこうしたい」の考えにつなげていくと楽しさに変っていきます。
これから小学校に進学し、たくさんの新しいことに出会う子どもたちには、保育園のプログラミングレッスンで経験した「考えること」、「挑戦すること」を小学校でも活かしてもらえるといいなと思います。
つくし保育園の年長さん、年中さん、これからも、楽しく一緒にレッスンしていきましょう!