TTT津山田町校コーチの山本です。
ウィンタースクールで開催するキッズハッカソンについて詳しくお話します!
キッズハッカソンとは
要するに、IchigoJamというマイコンをつかって生活で困っていることを解消しようということです!
でもこの緑ので何ができるんだ????って話ですよね!
なので、、、、
実際に作ってみました!
今回は作成するのはパソコン教室にいるリクガメのレプタとモモちゃんの室内温度管理センサーです🐢
今の時期、寒くなり、小屋のヒーターが切れるとリクガメにはツライ温度になってしまいます。
ヒーターは常にオンですが、停電やトラブルなどで切れてしまうことがあるのです。なので今回は温度が20度を下回るとメールで知らせる電子工作を作成します。
まずは見た目
3D CADでさくっとつくりました。
間違えてカメさんが食べないようにふたを用意し、
ふたの持ち手にはカメ風のフィギアをつくってみました笑
これを3Dプリンタで出力すればあっという間にケースの完成です。
温度を測る
IchigoJamには(あのRaspberry Piにも付いていない)アナログ入力が備わっていて、0V~3.3Vの範囲の電圧を0~1023の数値として取得できます。
これはTMP36というアナログ温度センサで、この三つある足のひとつから、温度が25℃の時には750mVが出力され、そこから温度が1℃変わる毎に電圧も10mV増減します。
なので、この足をIchigoJamのアナログ入力につないで電圧を測れば、温度が分かるというわけです。
(ちなみに残り2本の足は、電源とGND)
アナログ入力の値はANAという関数で調べられるので、早速取得してみます。
IchigoJamのアナログ入力は0~3.3Vが1024段階なので、1段階あたりは 3.3V ÷ 1024 ≒ 0.0032V =3.2mV。
アナログ入力の値が225ということは、3.2mvをかけると720mv。
25℃の時の750mVとの差は-30mVなので、温度は22℃という事になります。
こうして簡単に温度を測ることができました。
今回は、3Dモデリング、温度の取得ができたので、次回は、3Dプリントでプリントをして、温度に反応してメールを送ってみます。
キッズハッカソンを行うウィンタースクールについては